現場の現状と課題

現在、全国的に少子化が進む中、また、女性の社会進出の増加や、その活躍により、幼児教育や保育に関してのニーズが明確化し、また、多様化してきています。
そのような中、幼稚園、保育園を中心とした幼児教育、保育施設は今後、より一層、淘汰されていくことは間違いありません。

私たちは大小さまざまな幼稚園、保育園の経営者や園長先生をサポートさせていただきながら、『 理想的な幼稚園、保育園とは、どうあるべきなのか 』を研究し、その仕組みを構築してきました。

その経験と知識、情報を活かして、“ 総合的なコンサルティング ”や“ 研修 ”、“ カウンセリング ”等を通じて、サポートをさせていただいております。

　　　　　

今までの活動の中で明確になっていることがありますが、それは
『 人気のある幼稚園、保育園には、“ 共通点 ”や“ 特徴 ”がある 』ということです。
それでは、その人気の園の“ 共通点 ”や“ 特徴 ”とはどのようなものでしょうか？
私たちは、人気のある園の特徴を、次の様に大きく“ 2つのタイプ ”に分けて考えています。

■ “ 便利なマンモス園 ”タイプ （大手企業型） 【特徴】コンビニエンスストアーがいろいろな品揃えをしているように、 特に大きな特徴はないが、 　　　　環境が揃っていて欠点が少ない。 敷地も広いし、遊具も揃っている。一般的なカリキュラムは揃っており、 課外カリキュラムも種類が豊富。しかし、これといって『 目立った特徴 』はない。 先生方はその園において、園児や保護者に対し、ある一定以上の質をもった対応ができるような教育を受けている(先生方の教育システムがある)。

■ “ こだわりが魅力の風雲児的な園 ”タイプ （老舗企業、またはベンチャー企業型） 【特徴】理事長や園長先生がこだわりをもっており、教育、保育に反映されている。 園の特徴がはっきりしており、そこに魅力を感じて入園させる保護者が多い。 先生方の個性が現れやすく、人気のある“ 名物先生 ”もいる。

御園が目指しているのは、上記のどちらのタイプの方でしょうか？
この異なる“ ２つのタイプの園 ”にも人気の高い園には“ 共通点 ”があるのです。
特に次の２点は重要なことではありますが、徹底されていない園は多いのです。

● どのような　『 教育・保育　＝　サービス 』　を提供するか、が明確になっている その園での教育・保育方針を明確に理解することで方向付けができており、そのために、どのような教育・保育を行えばよいか、経営者や園長先生のみならず、各先生方も認識している。

● 先生方による園児やその保護者への対応が比較的良い 先生個人のコミュニケーション能力が高いか、あるいは、ある一定の対応ができるような“ 教育システム ”や“ 対応マニュアル ”が確立されており、カバーできるようになっている。

上記の２点は、幼児教育という一種のサービスを提供する上で、最も重要な要素でもありますが、実際には、経営者や園長先生が高い意識や熱い思いをもたれていても、その現場で実践するにあたり、必要以上に苦労されている、あるいは十分に発揮しきれていないというケースが多いのです。

私たちAcceptは、そのように幼児教育に真剣に向き合い、努力されている経営者や園長先生のお手伝いをすることで、我々の社会の将来を担う子どもたちに、より素晴らしい環境を提供したい、そしてその環境から巣立っていく子ども達にはそれぞれの個性を活かし、社会貢献ができる人間へと成長していただきたいという思いで、日々取り組んでおります。